Dinu Lipatti

Chopin piano concert n°1 e minor op11 3rd mov

ディヌ・リパッティ(Dinu Lipatti, 1917年3月19日 - 1950年12月2日)は、ルーマニアのピアニスト、作曲家。

ブカレスト生まれ。アルフレッド・コルトーに魅入られて教えを受けるが、33歳でジュネーヴ郊外でこの世を去った。 彼のピアノの特徴は、透明な音色でピアノを最大限に歌わせていることである。個性的な演奏ではないが、純粋に徹した、孤高なまでに洗練されたピアニズムは古今でも随一である。 ショパンやモーツァルトなどを得意とした。ショパンのワルツ集は現在でも絶品とされている。

また、アルベール・ルーセルとナディア・ブーランジェに作曲を師事し、作曲をして自作自演も残した。

死因は白血病といわれているが、実際は悪性リンパ腫(ホジキン病)である。

リパッティの演奏の真髄は端正と高貴にあり、そこにはコルトーのような濃厚な個性とは違うが、やはりある種の気高い艶とでも言うべきものが含まれているように聴こえる。また、最後の演奏会において病をおして舞台に上がったように、聴き手に対する誠意、つまり職人気質をも兼ね備えていた。その演奏は高貴なる艶という点において十分に個性的であったとも思えるが、一方で若くして亡くなったことから、いわゆる大家としての個性を備えるに至っていたかは議論の分かれるところである。
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by ciel-dans-vase | 2008-06-04 00:00 | musique


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